無意識と私と羊雲に乗って

催眠療法と無意識さんに魅せられた人。

歯が痛い。

歯が痛くて痛くて、多分歯周病なんだと思うんだけど(恥ずかしながら)どうしてこんなんになるまで放置していたんだ!と自分に脳内でダメ出しをしては、今度は頭痛がする。

 

「心に聞く」で「どうして歯が痛いの?」と聞くと、「それは生活習慣から」と辛らつなことを言われてまた凹むけど、心は「じゃあ、あなたは、その歯を治療したいの?」と問うてくる。

 

「もちろん治療したい!」と私が返すと、心は「じゃあ、何であなたは歯を治療したいの?」と聞いてくる。

 

「そりゃあ歯が痛いのは辛いし、歯が抜け落ちてしまって醜くなるのが嫌だから」と答えると、心はさらに「じゃあ、あなたはなんでそんなんになるまで放置していたの?」と私が聞きたいことをオウム返しに聞いてくるのです。

 

何でかって、自分が聞きたいよ!と思う気持ちを抑えながら、心に「私は自分に甘かったのかもしれない。ちょっと疲れたからって歯を磨かずに寝たり、まだそんな年齢じゃないからと気を抜いて、昔の20代の頃のまんまの生活をしていたのかもしれない」と振り返ると、心は「じゃあ、あなたは長生きしたいの?」と聞いてくる。

 

ここで私は一つ、思い出したことがある。

 

私は、20代の頃にタバコを吸っていて、それはもうヘビースモーカーで、今吸っているタバコが消える前に次のタバコに火をつけていた。

 

なぜタバコを吸い始めたの?と聞かれたら、私は「ただ早く死にたかったから」と答えただろう。

 

タバコを吸っている人は、心が傷ついている人だと聞いたことがある。

 

そして、私は今の職業になった時に「お客様ににおいで不快な思いをさせてはいけない」と思いサクッとタバコをやめたんだけど、20代の頃と同じ「失恋のトラウマ」で再びヘビースモーカー化をしていた。

 

「ああ、私は早く死にたかったから、歯の治療もせず自分の健康も省みなかったんだな」となんとなく気づく。

 

自分の意識では「金銭的に余裕がないから、交通費が掛かるし歯医者に行けない」と思って定期検診の案内が来ていたにも関わらずスルーしてしまっていた。

 

今の彼氏は一日に2回お風呂に入って、歯磨きが好きな人です。

私が苦手なことばかりです。

 

私はお風呂も未だに入るのがちょっと苦手だし、歯磨きも「めんどくさいな~」と毎日思っています。

 

要は、「自分をきれいにすること」が苦手なんですね。

 

それなのに、身体醜形障害のように自分の見た目にすごくこだわってしまう。

 

歯磨きやお風呂は入れないのに、メイクをきっちりやらねば!とかオシャレをせねば!とか、基本が抜けているんですよ。

 

きちんとした食事をバランス良く食べなければ体力もつかないのに、仕事が忙しいからとついつい簡単なもので済ませてしまう。

 

自分を大事にしているようで、いつも「誰かから見た自分」を気にしていたんです。