無意識と私と羊雲に乗って

催眠療法と無意識さんに魅せられた人。

お金の不安とトラウマとなくした時計

私は先ほど、二万円ほどした天然石の指輪をなくした事実に直面して、少し凹んでいました。

 

その昔、腕に似合わずぶかぶかの時計をしていたのですが、お気に入りでした。

「いつか落とすぞ~」と思っていたら、本当に落としてかなり凹んで、ZOZOTOWNで再度全く同じ物を購入しましたが、結局一度も使っていません。

 

物をなくすのには、何か理由があると思いたいし、そう思わないとやってらんねーよ、本当に!

っていうぐらい、私は物を落とします。

 

で、この前、あの蝶々のスクリプトの方に「お金の不安」というかお金のトラウマも「取れるよ!」と指の反応で見てくださり、取ってもらいました。

 

自分でも何度か取ったことはあるのですが、そんなに重大なトラウマじゃないと思っていたんです。

 

で、「お金の不安」を取ったからといって急にお金に対して楽観的になったとかではなく、しばらくはやはり「稼げない自分」に不安を覚える日々だったんです。

もちろんFAPしてもらったその瞬間は「わ~!すっごい体が軽くなった!息がしやすい!!」と感動していたんですね。

 

だけど、いつの間にかその「お金の不安」というのは薄れていったようで、今日の朝にふと気づきました。

「お金のトラウマがなかったら、急に恐怖に襲われて余計なことをして稼げない方にいくのではなく、冷静に自分を客観視して稼げる方に行くんだろうな」と。

 

だから「お金の不安」がなくなった時に、相変わらず私はお金がないのだけれど、焦って「あれもしなきゃ、これもしなきゃ!」がなくなったんです。

 

そうすると冷静に物事を考えられて―――たとえばギャンブラーのように「一攫千金で当てたろう!」みたいな気持ちがなくなって、淡々としたくない仕事にも取り組んで「お金を稼ぐ」ということが出来るようになったのです。

 

だから「お金の不安」がなくなったことに自分では気づかなかったんだけど、脳の発作が治まった時に、私は安定した気持ちで現実的にお金への道を歩むことができる。

それは発作的に「稼がなきゃ!」と居ても立ってもいられなかった気持ちが治まり、そして冷静に「今やるべきことに集中できる」そんな感覚なんです。

 

恐らく遺伝子コードで言うと「TRPC5」あたりの「今を生きる!」という遺伝子コードなんだと思います。

「今を生きる!」ことで冷静にまわりの状況を把握できると同時に、余計な発作を起こさないとこでチャンスを引き寄せることができる。

 

私は、この遺伝子コードが大好きです。

私には、引き寄せの効果抜群!の遺伝子コードなんです。

 

それで、冒頭の「物をよくなくしちゃう自分を罰する気持ち」なんですけど、これも知らぬ間に薄れていて、昔は物を失くした時に、それが特に思い入れのない物であっても「ガーン!」という衝撃は居ても立ってもいられないぐらい強烈なものでした。

 

そこで、本日の「心に聞く」です。

「心よ、私はどうして物を失くすとショックを感じるの?」と聞いてみます。

ついでに「心よ、この物を失くして凹んでいる感覚は私の感覚?」とも聞いてみます。

 

すると心は「いいえ、違います。それは母親の感覚です。母親があなたに入れた“物を失くすことによって、あなたから自由を奪う”という支配を受けています」と返してきます。

 

「物を失くすことによって、私から自由を奪うとは?」と、「そんな支配ってある?」とちょっと笑いたくなる感情をこらえて、もう一度聞いてみます。

「心よ、どうして物を失くすことが、私から自由を奪うことと繋がるの?」と。

 

そうすると心は「そうですね、あなたがこの世で一番ショックなのは、母親が死ぬことだと思います。そうすれば、あなたは今までの自分の人生を後悔して悔やみ、出来ることなら時間を巻き戻したいと思うかもしれない。だけどあなたの望む母親像というのは、あなたが笑顔で過ごせるように自己犠牲をする母親なのでしょうか?」

 

今日もちんぷんかんぷんです。

 

「心よ、それは私が母親を失う予行練習をしているということ?それとも、させられているということ?」と聞いてみます。

すると心は「そのどちらも正解です。ただ、あなたが思う“支配”というのは、母親があなたをがんじがらめにしてそこから出さない支配なのではなく、この場合、あなたが外の世界で失敗して母親の元に帰ってくるシステムを作ることです」と恐ろしいことを言ってきます。

 

「心よ、たとえば私が物を失った時に感じる感情、これは母親から入れられた感覚ということで間違いないですか?」と聞いてみます。

すると心は「そうですね、それは母親の感覚であって、あなたのものではありません。なぜならあなたは物を失くした時に、本当に何も感じていないのだから」

 

「心よ、もし意味があるのであれば教えてほしいのだけれど、今回高価な指輪を失くしたことに、何か意味はありますか?」とたずねてみます。

すると心は「そうですね、もし意味があるとすれば、あなたが母親の支配から逃れた時に、真っ先に手に入れたいものは何ですか?それがあなたに対する答です」と、また謎かけをしてきます。

 

おっと、ここで思い出したスクリプトがあります。

それは蝶々のスクリプトとは別の方なのですが、そう、お金の悩みを何とかしたくてその方にお願いした時に「スフィンクス」が出てきたのです。

 

おや、おや、おや。

 

私はインスタントスクリプトを読んでもらう時、覚えているものと完全に忘れ去っているものと二種類あります。

スフィンクススクリプトは、ほぼほぼ忘れていますが、そう、私は確かスフィンクスの前で迷っていたのです。

 

だけど無意識の言葉は「迷っていてもいい」と言っていた気がします。

 

迷うことも、失って悲しむことも、人生楽しんで自分の感情を味わうことができたのなら、もっと人生に色がつくのかもしれません。

そう、遺伝子コードで言うとFOXP2かもしれませんね。

 

いろんな感情表現を知ることで、自分の内面がますます豊かになり、そして人生も彩られていく。

 

「心よ、どうして悲しむ必要があるの?私は出来れば人生悲しまずに、楽しいことだけして笑い合って過ごしたんだけど」と聞いてみます。

すると心は「そうですね、もし世の中に悲しみがなくて喜びだけだったとすると、あなたはどうやって“楽しい”を感じられるのですか?」と。

 

「心よ、それは分かっているんだ。悲しみがあるから楽しいことが分かる。不幸があるから幸せを感じることができる。世の中は表裏一体にできていて、光があるから影がある。それは全て、心よ、あなたが教えてくれたものです。だけど私は、出来れば悲しい感情はもう感じたくないんだ」と聞いてみます。

すると心は「そうですね。では、まずあなたのその“悲しい”という感情を、自分のものであるかどうかを疑ってみましょう!」と言ってきます。

 

そうだった…(笑)

「心よ、物を失くして悲しいのは母親の感情だと分かったけど、今一つ分かっていないんだ。」と正直に聞いてみます。

すると心は「そうですね、それは母親に入れられた“悲しい”という感情ですが、実はあなたが感じているのは“母親の前で悲しんだら、あなたが怒られる。だから平気なふりをして過ごす自分を演じるうちに、どれが本当の感情か分からなくなった”ではないでしょうか?」

 

こう、心からの回答を聞いている時に思い出したことは、同調圧力で『物を失くした時には悲しいふりをする自分』というのを作っている可能性です。

 

とても長くなったので、続きはまた明日以降に書きます。