無意識と私と羊雲に乗って

催眠療法と無意識さんに魅せられた人。

吠える犬より怖いものはない 

私は、自分の時間を大事に出来ていないような気がしてならないのです。

 

たとえばそれは、ダラダラしてしまっていて時間を破壊していたり、したくもないアルバイトで仕事時間を拘束されていたり、私が「自分の時間を使っていない!」と思っている時は大抵、頭の中に「理想の時間の使い方」というものがあります。

 

だから、その「理想」を基準として考えた時に、「理想の時間の使い方」をしていない私は「ダメな子」となってしまって、自分で自分の首を絞めるようなことをするのです。

 

そうです、たとえば漫画をダラダラ読むとか、YouTubeをダラダラ見るとかそういうことをしている時、いわば「やらなければならない仕事」を後回しにして遊んでいるわけです。

 

私のトラウマはそこにあるわけなのですが、それ以上に「やらなければならないこと」―――たとえば食器洗いとかお風呂とか洗濯―――を後回しにしていることで、自分で自分を虐待しているセルフネグレクトになってしまっているのと(ほんまかいな)、そしてもう一つは、物事は「やろう!」と思わなくても『自然と出来る』というのが理想なのではないかと思うのです。

 

そうです、気合を入れて「今からやるぞー!!!!」と思ったところで、出来た試しがありません。

 

むしろ、ふと「あ、これやろ」「これやりたい!」と思った時の方が、高確率で行動できます。

 

メンタリストDaigoさんの本に、「意識で動くより習慣づける」ということが書かれていました。

 

その本に従って、私は過去に“自分が行動するのに掛かる時間”を全て記録しました。

お風呂の時間、化粧の時間、料理の時間、洗顔の時間、読書の時間………それで自分がだいたい何にどれぐらいの時間を要しているのかを理解したと同時に、「あの次はああして…」という行動を決めれば、とても楽にすんなり動けるようになるのです。

 

大嶋先生のいう「無意識を起動するには淡々とやるルーティン」というあの方法ですね。

 

私は、いろんな方法を心理的に知っています。

だけど、いくら知識があっても行動できないことってあります。

 

「分かっていても出来ないこと」って、私にはたくさんあって、たとえば「食べた後に食器をすぐ洗う」もほとんど出来ることがありません。

そういう習慣がないから、というのもあるのですが、なんかダメなんですよね。

 

それを意識で考えた時に、「食べた後すぐに自分の食べ終わった後の汚い状態を見て洗いたくない」だの、血糖値が乱高下していて動けなくなるだの、いろんな理由が思い浮かびます。

 

だけど、この前全然違う理由で催眠スクリプトを読んでいただいた後に、なんか自然と食器洗ってる自分がいるんですよ!

 

意識で考えると、「たまたまその日は休みで元気だったから食器を洗う気力や体力が残っていた」だったり、そんなことが浮かんでくるのですが、私の無意識だったらもっと違う回答をしてくるのかもしれません。

 

たとえば「心よ、私が自然と食器を洗ったりお風呂に入ったりできる時って、何が違うの?」と聞いてみると、心は「それは幸せなことがあった時」と答えてきます。

 

なるほど、本当にその通りです。

 

幸せなことがあるの脳や体の炎症がなくなるのか、わりとサクサク動くことができます。

 

だけど、たとえばサロンでお客様からご予約が全く入らず稼げない日とかは、朝が元気だったとしてもどんどんどんどん元気なくなっていて、「何もしていないのに疲れた~」となります。

 

それと一緒で、自分を責めるようなことやショックなこと、気がかりなことがあると、私の場合は頭痛がだんだん酷くなっていって、そして「何もする気力がない!」とボーッとパソコンの前に1時間も2時間も座っていたり、ある日はひたすら寝ていたり。

 

そうなんです、実は寝ると脳の炎症って治るんです。

(私の場合は)

 

だから、本当に睡眠は大事なんですけど。

(Daigoさんの本にも、睡眠を取っていないカップルは喧嘩が多いみたいなことが書かれていましたし)

 

睡眠を取らないことによって精神にも肉体にも影響が出るので「休まない」というのは本当に脳に影響を与えてしまうんだなあと日々実感しています。

 

私は、誰かが寝ていなかったら「寝なよ~」と言えるのに、どうして自分の睡眠時間を削ってまでも、いつも何かに焦っているのか。

 

焦っているだけで、結局何も出来ていないのです。

 

心ばかりが先へ先へと急ぎ、いつも体は「もう少し休ませてほしい」と言っているような感覚です。

 

ここで思い出したのが、幼少期に母親がいつも寝ていたことです。

 

甲状腺のホルモンの影響か何か分からないですが、母親は学校が休みの日にいつもベッドで寝ていました。

 

だから母親とほとんど喋った記憶はないし、母親はいつも不機嫌でした。

 

それで私は最近気づいたのですが、彼氏に求める条件というのが無意識のうちに「今日実に外に連れて行ってくれる人」だったんです。

 

母親にやってもらって嬉しかったことを投影しているのか、トラウマだからその再上演を繰り返しているのか、なかなか皆さん出不精なわけなんです。

 

どうして私は家でじっとしていられず、外に出ないと「勿体ない!」と思ってしまうのか。

 

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メンタリストDaigoさんの『倒れない計画術』の本で、自分の生活行動の時間を計るということを学び実行してみました!

「意外と時間掛かってないんだなあ」というものもあれば、「あ!これ生活行動の中の時間に組み込んで考えていなかった!」という盲点もあります。

 

なぜ、自分に時間が足りないのか。

なぜ、自分はダラダラしてしまうのか。

 

そんな自分の認知の歪みを改善してくれて、前向きに取り組めるようにしてくれる本です。

 

今すぐ論理的に何か行動に移したい方にはオススメです!

 

意識でコントロールするのではなく、習慣にすることで「できる自分」を作り上げていきましょう。