いじめられっ子
私のトラウマの一つに、恐らく「自らいじめられっ子を演じる恐怖」というのがあると思います。
それは小学校の頃だったのですが、一時たぶん不登校になってたんだと思います。
(全然覚えてないけど)
その時に、クラスの全員にうちの家に来させて一人一人謝罪させた事件があります。
私はそのことがもう本当に思い出したくなくて、今でも自分の恥だと思っています。
そう、自分であの「いじめられてた」と言ったのは、「でっちあげ」だと認識しているからです。
で、私はその後も自分の顔の醜さから見知らぬ人に道路で囲まれてなじられたり、「なんでそんなに醜いの?」と聞かれたりが日常茶飯事でした。
今の私からは想像できないかもしれませんが、当時は歯列矯正をしていて出っ歯で歯がガタガタでしたし、顔面ニキビだらけだったし、髪の毛はいくら丁寧に洗ってもベトベトで女性にも「不潔」って言われてました。
あと、毛深かったので、そのこともいろんな人に口出されていましたね。
だからそもそも人が嫌いなのかもしれないし、仲良くなるなり方も分からないのかもしれません。
ただ、昔の私は今の私よりもかなり性格が良かったので(自己犠牲してただけだったのかもしれませんが)、不思議と人望や人気はありました。
それで、今朝、不快な人―――と思っていましたが、よくよく考えてみると「私に当たりがキツイ人」のことがこびりついて頭から離れませんでした。
それで、異様にお腹が空くのです。
今日は歯医者の日だったので、途中で何か食べるのを我慢しないといけなかったのですが、本当に異常な空腹と居ても立ってもいられない感、苛立ちがあったんです。
なんとなく「GABRG2の還元」を聞き流そうと思って聞いていると、聞き始めて5分ぐらいであの強烈な空腹感が消えたのには驚きました。
本当はお腹が空いていたわけではなかったんですね。トラウマです。
そこで思い出したのが、色の学校に行った時に大嶋先生に動画で質問した内容です。
色の学校には女性しかいなくて、そして個人事業主をしようとしている人たちばかりだから、やたら気が強い人が多いんです。
一見優しそうに見えても突然冷たくなったり、会話が噛み合わなかったり、私が話すとしー--んとしたり…毎回授業を受けるたびに苦しくなっていて、帰り道に即行セルフFAPをしていました。
私は今の職業を始めてトラウマ治療を開始してから、「人と喋れるようになった」と思い込んでいましたが、その幻想を思いっ切り打ち砕かれました。
人が怖くなくなったから、リア充がたくさんいそうな色の学校に通い始めたんだけど、やっぱり人は怖いし何を喋ればいいのか全く分からず、愛想笑いすらできない状態。
そこで、たまたまブログの内容が「コミュニケーション」の話だったので、「私はコミュニケーションが苦手で、最初は喋れるのに仲良くなるにつれて緘黙のようになってしまう。発達障害の検査を受けに行こうかと思っている」ということを相談しました。
すると「一体感が無理」なことと「私は一見優しく見えるけど、人にチクチク意地悪なことを言ってしまうタイプ」「GABRG2が効く」こと、そして「まあ、これもトラウマですけどね」というコメントをいただきました。
何のトラウマなんだろう?とずっと思っていましたが、たぶん私は今日までずっと記憶に蓋をしていました。
小学校時代に苦手な双子がいて、その女子がめちゃくちゃ意地悪で裏表があったんです。
あっちで優しく「うちらニコイチ♡」みたいな顔をしながら、裏では友達の悪口をバリバリ言っている。
そしてその双子はめちゃくちゃ気も強いから、カースト最上位にいるスポーツマンタイプなんです。
このタイプには定期的に苦しんでいます。
最近だと、前の職場で私の味方という顔をしながら、私の言ってほしくないことや悪口を散々本社に報告していたこと(その後、その人は別件でクビになったんだけど、最後まで嘘ついていて「私からやめます!って言った!」と言ってました)。
その前の職場では、バイトリーダーのすごく仕事が出来て信頼されているギャルに目を付けられて、会話を無視されたり、かと思ったら突然悩みを相談されたり…
あれ?とここまで書いていて思いました。
この私の思い出と似たことを仰っていた方がいます。
その方をFAP上級で治療し始めて、今で三週間目です。
最初にジェノを取った時に、この体験と似たようなことを仰っていたことを思い出しました。
私が見たくないと思って蓋していた何かに繋がって、私ももしかしたら癒されていくのかもしれません。